【総コンアドベントカレンダー2020】VRoidでもう1つの肉体を作ろう!+VRoid個人的オススメテクニック

 お久しぶりです。バーチャル明大生のやのしんです。アドベントカレンダー2日目にして遅刻してしまいすいません...

 

 今回はいろんな学年の人が見ていると思うので、事前知識が無くても楽しめるようなVRoidというサービスをチョイスしました。PCのソフトなのでもちろんPCは必須ですが、見た目の割にかなり気軽に出来るので、興味を持ったら実際に手を動かしてみてください。

 

 

VRoidとは?

 VRoidは、イラスト投稿サイトで有名なpixivが作った、3Dキャラクターを簡単に作ることが出来るアプリです。

 VTuberブームで近年見かける機会が増えた3Dキャラクターモデルですが、3Dモデリングスキルというのは非常に習得が難しく、作るのにも時間がかかります。

 しかしVRoidでは、スライダーなどでパラメーターの調整をするだけで肉体をカスタマイズでき、マウス操作(ペンタブの方がやりやすいらしい)で髪の毛を作れるので、既存のソフトと比べるととても3Dキャラクター制作のハードルが低いです。

 

バーチャルの肉体を持とう

 3Dモデル作りは楽しいぞ!という話もしたいですが、今回は「自分の第2の肉体を持ってほしい」という点にピックアップしてお話をします。

 

 2020年はコロナの影響もあってか、バーチャル空間への注目が高まっていました。自分の身の回りで見ると、学会がバーチャル上で行われていたり、大学の学祭もバーチャルで行われていました。

 これらは「コロナがあるから現実の代替案」という立ち位置のイベントであることがほとんどですが、「こういうことも出来るよ」という証明になり、この先システムの整備、PCやスマホの平均スペックや通信技術の向上に合わせ、バーチャル空間を使ったイベントは増えると予想されます。そういったイベントを楽しんだり円滑なコミュニケーションをする際に、アイデンティティを感じられる「第2の肉体」バーチャルな肉体は、体験をより自分に近しい、「リアル」なものにしてくれます。

 

 近年は「vrm」というアバターの形式も生まれ、色んなゲームやシステムに自分のバーチャルアバターを持っていけるようになりつつあります。これからの未来を体験するには、アバターを持っておくことを強くオススメします。

 

 

 

 というわけで、後半は自分のアバターを作る為にVRoidのざっくりとした紹介から、オリジナル感を出すための2つのコツを話していきます。

 作り方の紹介は既にたくさんあると思うので、ここでは軽く紹介する程度にします。分からないことがあったら、別の記事を参考にしてみてください。

 

VRoidのモデルの作り方(ざっくり)

 用意するものとしては、PCさえあれば大丈夫です。公式のヘルプによるとそこまでのマシンスペックは要求されませんが、ある程度スペックがあった方が動作は安定します。

 コツ①の方で説明するテクスチャ編集では、ペンタブがあるととても便利です。

 

 

 【1】公式ページでダウンロードし、「VRoidStudio」をインストールをします。

 

 【2】開いたら新規作成を押し、モデルタイプを選択します。

 

 【3】編集する項目は上に書いてある「顔編集」「髪型編集」「体型編集」「衣装編集」「共通設定」「撮影・エクスポート」の6つです。モデルを右側のスライダーで編集します。

 →デフォルトだと「顔編集」と「体型編集」のスライダーの量がかなり多いので、左側の項目からソートしましょう。

 →髪型はペンのボタンを押すと描くことが出来ます。VRoidの作業の中では一番複雑なので、難しかったら講座の記事を別で見るのをお勧めします。

 

 【4】作り終わったら、「撮影・エクスポート」から左の欄にある「エクスポート」を押し、右の欄の「エクスポート」を押すと、vrm形式の3Dモデルのファイルが作成されます。

 →アプリによってはそのままのファイルでは使えない場合があります。

 →ファイルサイズが大きいと言われた場合(cluster等)、右の欄のエクスポートのボタンの上にある設定をいじり、データを軽くしましょう。

 →vrm形式が使えない場合(vrchat等)、変換するために別のアプリが必要です。1つ1つ説明すると長くなってしまうので自分で調べてみてください。すみません...

 

 

VRoidのコツ①テクスチャを描こう

 ここからはVRoidで作ったアバターに個性を与えるテクニックの紹介です。

 

 気軽に出来てオススメなのが、テクスチャの描き替えです。

 顔,髪型,体型,衣装編集を選択し左の欄からテクスチャを選択。すると、テクスチャ編集画面に移ることができます。

 

 この編集画面では最低限なことしか出来ないので、クリスタなどのお絵かきソフトを別で使うことをオススメします。デフォルト画像の文字を右クリック→エクスポートをするとデフォルトのテクスチャが画像ファイルとして出力できるので、それを頼りに編集していきましょう。

 

 オススメ編集1...口回り白くする

 顔編集→肌のテクスチャ

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 ここ。きれいさっぱり消すと違和感になってしまいますが、細く描きかえるとデフォルト感が一気に消えます。

 

 

 オススメ編集2...目のテクスチャを描きかえる

 目は個性が出るので、必須級の編集ポイントです。

 余裕があったら眉毛も描きかえましょう。

 

 

 

 テクスチャですが、VRoid用のテクスチャを公開している方もいらっしゃるので、ペンタブがない方はそちらを使うのも手です。

 

 

VRoidのコツ②Unityで表情を変えよう

 VRoidのデフォルトモデルは表情にクセがあるので、変えましょう。

 

  VRoid側からは編集が出来ないので、別ソフトを使用します。

 自分が調べた中だと、UnityのUniVRMが主流なそうです。(公式なのかな...?)

 

 

 

終わりに

 全体通してざっくりとした記事になってしまいましたが、VRoidはUIも見やすく、結構適当にやっていても出来ちゃうので、是非自分の新しい肉体を作ってみてください。

 総コンアドベントカレンダー2020、明日は同期のパンプキンです。イラストから歌と幅広く活動している人ので、どんな記事が投稿されるか楽しみですね。

 

 

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